ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略 1(封筒・ホームページ・名刺)
実は重要な税理士の封筒と名刺
ホームページに関しては「紹介される時に脱落しないようにする」の項でご説明しておりますのでそちらをお読みください。
税理士の皆さんはあまり気にしませんが「封筒」は意外にブランディングツールとして重要な位置を占めます。顧問先への郵送物という役割では毎月目にする事になります。この時、まずデザイン的にかなりひどいものですと封筒の印象と事務所の印象が結び付き、あまりいい印象が残らないということもあり得ます。
また、個人情報保護使用の裏が透けない封筒でない場合、税理士事務所の姿勢が問われる事になりかねません。税理士事務所がクライアントにお送りする郵送物には請求書の他に重要書類が多く含まれます。ちゃんとした事務所と感じていただきたいのであれば当然配慮が必要です。
また、見込み客に提出する資料は封筒に入れてお渡しすることがあるかと思いますが、封筒は資料の表紙にあたりますので、封筒がひどいものだと資料のクオリティまで見劣りする恐れがあります。
名刺はいわゆる税理士としての基本情報を入れた名刺であれば名刺屋さんに頼めばそれなりのデザインで上がってきますのでそれで構いませんが、ブランディングを考えて販促用に活用したい場合は非常に考える事の多いツールであります。
「サービスポリシーまたは理念をしっかり打ち出す」の項で説明した内容はブランドに非常に大きく関係しますので、サービスポリシーまたは理念は出来れば名刺に打ち出したいところです。
また、「ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略3」でも触れさせていただいてますが、税理士の名刺(特に開業時)はプロフィールの書き方が非常に重要になってきます。これを裏面に掲載する事をおすすめいたします。
「写真はプロに撮ってもらう・出来れば口角を上げる」でご説明しておりますが、税理士はご自分が商品ですので、趣向の分かれるところではありますが、できれば写真を掲載するほうがよろしいかと思います。
税理士事務所の開業で重要なことは何か?(9つのポイント)
- 紹介される時に脱落しないようにする(ホームページ)
- 市場との対話ができるマーケティングツールを1つは持つ(ホームページ)
- サービスポリシーまたは理念をしっかり打ち出す(ホームページ・名刺・事務所案内)
- 差別化へ向けて専門分野または対応業種を 1 つは打ち出す(ホームページ)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略 1(封筒・ホームページ・名刺)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略2(事務所案内)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略3(ロゴマーク)
- プロフィールはできるだけ詳しく書く(ホームページ・名刺・事務所案内)
- 写真はプロに撮ってもらう・出来れば口角を上げる(ホームページ・名刺・事務所案内)