ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略2(事務所案内)
ホームページがあっても事務所案内も制作する
ホームページがあれば事務所案内は必要ないのではないかというお考えの税理士の方もいらっしゃるのではないかと思います。
実際のビジネスのやり取りを考えてみて下さい。「紹介される時に脱落しないようにする」でご説明しましたようにビジネスでお付き合いが始まるときは税理士事務所の一次情報の取得をホームページに頼りますが、税理士の場合会わないで受任することはございませんので、次のフェイズとして面談に入ります。
この時ちゃんとした事務所という印象を持ってもらうには印刷された資料が1つ必要になります。細かい資料はパワーポイントのプリントアウトで構いませんが、封筒以外に1つ印刷された資料があると印象は全く違います。
面談の進め方はこうです。事務所案内に書いてあることをなぞりながら、「ホームページにも詳しく書いてありますがという説明で事務所のブランドを簡単に説明します。これはビジネス上の自己紹介のルールですので、無駄だと思ってもホームページに書いてありますので見てくださいでは済まないケースがほとんどです。
この「自己紹介」をうまく行うためには事務所案内に事務所のブランドが簡潔に説明されている必要がございます。
事務所案内に掲載する可能性のあるもの
- サービスポリシー・理念から持ってきた事務所を表すキャッチコピー
- サービスポリシーまたは理念
- 基本情報
- 地図
- プロフィール・写真
- 相談時間や相談受付のスキーム
- 業務分野
このフェイズが終わると、面談した相手が経営者の場合は担当者へ、担当者の場合上司へこの資料が渡る事になります。
税理士事務所の開業で重要なことは何か?(9つのポイント)
- 紹介される時に脱落しないようにする(ホームページ)
- 市場との対話ができるマーケティングツールを1つは持つ(ホームページ)
- サービスポリシーまたは理念をしっかり打ち出す(ホームページ・名刺・事務所案内)
- 差別化へ向けて専門分野または対応業種を 1 つは打ち出す(ホームページ)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略 1(封筒・ホームページ・名刺)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略2(事務所案内)
- ちゃんとしている事務所と感じていただけるイメージ戦略3(ロゴマーク)
- プロフィールはできるだけ詳しく書く(ホームページ・名刺・事務所案内)
- 写真はプロに撮ってもらう・出来れば口角を上げる(ホームページ・名刺・事務所案内)